聖心美容外科広島院

自律神経は私たちの意思に関係なく働いている神経で、その中枢はホルモンの場合と同じく間脳の視床下部と呼ばれる部分にあります。この視床下部から出た神経細胞は交感神経と副交感神経となり、内臓の様々な器官や分泌腺などに分布しています。

交感神経が刺激されると、皮膚からはエネルギーが発散されて身体の活動が活発になり、立毛筋の収縮、発汗の促進、血管の収縮が起こります。

副交感神経が刺激されると、交感神経とは逆の状態になりエネルギーが蓄積され身体の修復や疲労の回復がもたらされるのです。ここまでが身体のメカニズムです。

ストレスなどを多く抱えている人は自律神経が上手く作用しなくなったりします。ストレス以外にも、心配事やイライラ感も同様で、ストレスが多いと皮脂腺が活発になり皮脂量が増加します。

このような状態になると人間の体はカテコラミンと呼ばれる物質を分泌させ血管が伸縮しやすくなることが分かっています。また交感神経の緊張から胃腸障害を起こすようになり、結果として栄養不足をまねき抜け毛につながるとされています。

休日などに適度な発散をしてストレスを溜めないことが重要です。週末のお酒なんかも適量であればいい発散になってよいでしょう。