個人輸入品に手はだすな!
記事公開日:2012/09/17
最終更新日:2018/10/13
自称ジェネリック品
エフペシア(f-pecia)は、フィナステリドを主成分とする飲む薄毛治療薬です。
飲む育毛剤は、いわずとしれたプロペシアです。プロペシアは、世界60カ国以上で認可されているクスリで販売実績も古く2016年の時点で約20.年近くの歴史がある医薬品です。
対してフィンペシはこのプロペシアのジェネリック医薬品とも言われる個人輸入代行で購入できる薬です。フィンペシアの原産国はインドで、日本国内で認可を得られていない商品ですが自己責任のもとでフィンペシアを購入することは可能です。
厳密には、厚生労働省に認可されている薬ではないのでジェネリック医薬品とはいえないでしょう。
フィンペシアはインドのシプラ社という会社が製造販売していますが、インドは著作権が適用されておらず勝手にコピー品を作っていると言ってもいいでしょう。
この薬は、個人輸入代行業者を利用することでプロペシアよりも安価に購入することができます。繰り返しますが、服用にあたってはすべて自己責任になります。はっきり言って、粗悪品を掴まされるリスクがあるので、安い金額にまどわされて購入すると痛い目見るかもしれません。
どのような工程作られているかは不明です。
少し乱暴ですが、「安かろう悪かろう」と考えても良いかもしれません。
フィンペシアのデメリット
フィンペシアは、プロペシアのジェネリック品と言われている薬です。
発毛効果も、口コミやネットの情報ではプロペシアと「ほぼ同じ」と言われています。
だったらフィンペシアのほうが良いじゃん!
とは安易に考えないほうが良いでしょう。と言うのも、フィンペシアの中には粗悪品が混ざっていると言われているからです。本当のフィナステリドであれば問題なのですが、中には成分がブドウ糖であったりするそうです。
ブドウ糖ならまだしも、全く違う成分が入っていて健康被害にあうケースも少なくありません。
これはフィンペシアに限ったことではありませんが、個人輸入で購入した医薬品には必ず「自己責任」というものがついて回ります。例えば海外で生産されたプロペシアについても同様のことがいえます。以上の点が海外製の薬を使用する最大のデメリットといえるでしょう。
個人輸入フィンペシアのメリット
フィンペシアの最大のメリットは価格が安いことです。海外版のプロペシアよりもはるかに安く購入出来ます。国内プロペシアの相場が一箱28錠で約1万円であるのにに対して、フィンペシアは100錠で約2500円で購入来ます。
※2016年11月現在、国内プロペシアは最安値5,950円にまで価格単価は下落しています。またジェネリック医薬品は、東和薬品の製品で4,000円台で購入することも可能です。依然としてフィンペシアが安いには間違いないですが、価格差は徐々に縮小しています。
1錠あたりの単価に直したら実に、14.2倍もの差があります。(プロペシア:357.1円、フィンペシア25.0円)効果にその差がないのであれば、この金額は非常に魅力的なものです。
特に遠方に住んでいる方にとっては、自宅に届けてくれる通販は非常にメリットが有るのではないでしょうか?AGA治療薬を処方してもらうためにも交通費分がかさむ人にとっては、あっさりと購入できる物になってしまうので経済的には多くの人にメリットのある商品です。
日本でも、二回目の購入や身元確認がしっかり出来れば、このように通販で届けてくれるような仕組を作れば非常に便利で良いと思うのですが、日本ではしばらく無理でしょう。。。。。
しかし、忘れてはいけないのが粗悪品の存在です。その点をしっかり考えて判断するようにしましょう。
第一に考えないといけないのは、髪の毛よりも自分自身の健康状態であるのですから!
個人輸入フィンペシア利用者の声
本サイトでは個人輸入代行による医薬品の購入には健康被害のおそれがあるため推奨しておりません。従って、購入先のリンクなども掲載いたしません。本ページは情報ページとして記載していますが、購入や仕様については自己の判断でご使用ください。
作用効果についてですが、プロペシアと同じく、「男性型脱毛症における進行の遅延」です。個人差がありますが6ヶ月がひとつの目安と言われています。この辺はプロペシアとほぼ一緒です。個人輸入で発毛を目指す方は、日々の抜け毛や頭皮の状況を観察していく必要があります。これに関しては、日本版プロペシアを使っても同じです。
日本で正規品を購入したときは効果の確認に関してAGA専門クリニックなどで治療前後の写真を撮影してくれます。基本、お医者さんとマンツーマンで確認しながら治療を行いますが、個人輸入で購入する場合はそれらのサポートは無いので確認は難しくなります。どのようにAGA進捗状況を客観的に確認していくのかが、一つの課題でもあります。(このサイトでは個人輸入による医薬品の購入を推奨しておりません。)
フィンペシアにはキノリンイエローと呼ばれるコーティング剤を使用しています。このキノリンイエローには発がん性があるのではないか?と言われています。製造元のシプラ社では2012年7月から製造分のフィンペシアにはキノリンイエローが含まれていると発表しています。
キノリンイエローとは、タールの一種で日本では厚生労働省が食品に使用することを禁止している成分です。しかしながら、キノリンイエローは原産元のインドでは使用することを認められているなど各国によって基準が異なります。(詳しくはコチラ⇒キノリンイエローとは)
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