
男性ホルモンが薄毛に影響?
記事公開日:2012/05/08
最終更新日:2018/10/08
男性ホルモンとは?
そもそもですが、男性ホルモンって何?
って話ですが、男性ホルモンは体の成長にとって必要な物質です。特に思春期においては、男らしい体つきや女性らし体つきを形成する時期で、男性ホルモンや女性ホルモンそれぞれが体を成長させるために重要な働きをするものです。
一般的に男性ホルモンには、テストステロン、ジヒドロテストステロン(DHT)、デヒドロエピアンドロステロン、アンドロステロン、アンドロステンジオンなどがあります。
そして薄毛問題で重要なのはテストステロンとDHTです。
DHTの作用
AGAになってしまったひとはDHTと呼ばれる男性ホルモンが多く存在すると言われています。DHTはもともと存在するものではなく、体の中で生成されます。
体の中では、前述したテストステロンと呼ばれる男性ホルモンと5α-リダクターゼと呼ばれる酵素が結び付きDHTに変換します。このDHTと呼ばれる活性型男性ホルモこそが、男性のハゲ・薄毛を引き起こしてしまう、最も強力な男性ホルモンと呼ばれています。
主に頭皮(頭頂部、前頭部)や前立腺に多く存在するといわれています。
だから、てっぺんの頭頂部や前頭部から薄毛が進行していると考えられています。
DHTは、テストロテンの10〜100倍もの抜け毛を促進作用があるとされており、まさしくAGAの根幹となる物質のひとつなのです。
AGA治療は、このDHTの生成を食い止めることでヘアサイクルを正常化させ抜け毛を抑制させます。AGA治療薬で有名なのがプロペシアですが、プロペシアは5α-リダクターゼ阻害薬とも言われており5α-リダクターゼの作用を弱めます。これによって、テストステロンがDHTへ変化するのを食い止めるのです。
結果、薄毛の進行が抑制されます。
DHTの働き
DHTは、毛乳頭細胞にある受容体に結合する事で髪の成長を抑制し薄毛を進行させます。いわゆるヘアサイクルを乱す働きがあります。またDHTは、皮脂腺の受容体と結びつき、過剰な皮脂を分泌させる事で毛穴を塞いでしまうケースもあります。
男性の場合、成人を迎える頃になるとテストステロンよりもDHTの分泌が増えてきます。成人男性においてテストステロンは精子形成、性欲、筋肉、骨格大脳皮質の発達を促進します。しかし、DHTの作用は良い面がほとんどありません。AGAを招いたり、皮脂の過剰分泌、体毛やひげの増加などを引き起こします。また中高年になると前立腺肥大症なども起こします。
DHTは毛髪の成長を阻害するだけではなく、毛乳頭の受容体に結びつき毛髪が十分に成長する前に脱毛するようになります。このようにヘアサイクルの成長期が従来よりも短く短縮されることで毛髪は失われ薄毛へとなっていきます。
薄毛と遺伝的要素は切っても切り離せないと考えていいでしょう。
しかし男性ホルモンを受け取る受容体の遺伝子を検査する事で、そもそも体質的に男性ホルモンの影響を受けやすいのかどうかを確認できます。DHTを抑制するには、プロペシアやザガーロなどの薬が有効ですが、受容体がどうなっているのか調べて個人個人にあった治療方針を立てる事も重要です。
また確実に薄毛回復へと近づきます。
検査に関しては、ヘアメディカルグループで行っているAGAリスク遺伝子検査(AGA関連遺伝子発現量の測定)がオススメです。この検査は、プロペシアとザガーロのどちらが自分自身にとって効果を発揮してくれるのかを確認する検査です。いまのところヘアメディカルでしかやっていないようです。
男性ホルモンの遺伝的要素
男性ホルモンが過剰に分泌しているかどうかについては、個人差があります。
特に親戚関係にハゲや薄毛の症状の方が多い人は、薄毛やハゲになる傾向が強いのでヘアケアはしっかりしたいところです。注意してもどうしょうもないのは、どうしょうもないのですが抜け毛の量や目視による頭皮の確認は常にしておきたいところです。
万が一「やばいぞ!」って感じになれば、直ぐに専門のクリニックで治療を開始を検討しましょう。
放置しても回復する見込みは少ないので早期発見早期治療を常に頭に入れておくと良いでしょう。
また男性ホルモンが多いからといって必ずしも薄毛になるものではありません。男性ホルモンレセプターと呼ばれる受容体と結びついて初めてAGAの原因となります。襟足や耳周りには、このレセプタ^ーが少ないのでハゲないと言われています。
まだAGAになっていない人や自覚のない人は、実は将来自分が薄毛になるかどうかがわかります。AGA遺伝子検査を受けることで将来、症状が出やすいのかがある程度予測できると言われています。
将来に向けて心配がある人は若いうちに一度受診してみるのもいいかもしれません。
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男性ホルモンを減らす方法
ここで言う、男性ホルモンとはAGAの原因物質でもあるDHTです。
DHTを減らすにはどうしたら良いのでしょうか?間違いない方法から、都市伝説級までの方法があります。偽りの情報に惑わされないように正しい方法を理解してください。
一つは、プロペシアの服用です。これが最も確実で効果的な方法です。AGA治療では王道と言っても良い薬です。プロペシアなしにAGAは語れないでしょう。確実ではありますが、自由診療のため薬代が気になるのも事実です。治療費を抑制したい方は、ジェネリック医薬品を検討しましょう。
また、ザガーロと呼ばれる全く新しいAGA治療薬も存在します。このザガーロは、プロペシアよりもより強力な薬ですのでDHTをより抑制します。DHTを生成するには、5α還元酵素が影響しているのですが、この還元酵素にはT型とU型が存在しています。
プロペシアはT型のみに作用しますがザガーロについては、どちらの方にも作用する薬です。このため、より効果的にDHTを減らすことが出来ます。
もう一つは、薬とは全く違うアプローチです。例えば以下のような対策です。
- 食事内容
- 運動をする
- 生活習慣の改善
例えば、運動をすると発汗によりDHTを排出することができると言われています。また、運動することによっては血行促進に繋がり髪の毛の成長を促進させるという考え方です。ただし、これらは私が実践した中では、、、、
あまり効果を感じられませんでした。
1回1時間位のジョギングを週3〜4回程度継続した事があります。期間にして半年くらいでした。
しかし、抜け毛に関しては全く変わらなかったように思えます。変わったというのなら、もともと悪かった尿酸値やガンマGPT、コレステロールが下がった程度です。(まあ、これはこれで嬉しいのですが!)
行っていた期間が短かったからかもしれませんが、運動による効果はそれほど期待しないほうが良いのかもしれません。
また、食生活でDHTを抑制できるのも私は微妙だと考えています。
2010年位に豆腐とキムチを同時に食べれば発毛に効果があると言われていましたが、実際に二年近くやってみましたが実感できませんでした。(私の場合)亜鉛を含む食品を取るのが良いとか、ビタミンB6を含む食べ物が良いとか、イロイロありますが、個人的には期待して行うというもので汎愛と思います。
どうしても、この食べ物を食べると効果がる!と聞くとその食べ物を無理して継続的に食べてしまいいがちです。
そして効果が出なかった時は、失望します。
それなら最初からや奈良に方がいいと考えるのは私だけでしょうか???
食事内容は、無理してまでやる必要はないです。逆にストレスが溜まってしまいます。
これは、数年食事による発毛を目指した私の考え方です。
結論ですが、やっぱり薬飲んでAGA治療したほうが一番確実であると私は思います。ココらへんのことは、ヘアメディカルさん当たりがガッチリ詳しく説明してくれるんでしょうね。
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