ジヒドロテストステロン(DHT)

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ジヒドロテストステロンとは

作成日:2013/04/06

更新日:2018/10/15

 

ジヒドロテストステロン(DHT)とは、男性ホルモンの一種です。

 

頭髪の減少(男性型脱毛症)を招いたり、体毛やヒゲの増加、皮脂の分泌増加、年齢によっては前立腺肥大症などを起こす物質と言われています。

 

 

年齢と書きましたが、幼少期には外性器の発達に関与したり成長過程では欠かせないホルモンです。しかし、成人を超えてからは、男性型脱毛症、前立腺肥大、ニキビなど決して良い作用はありません。

 

体毛やヒゲの増加に関しては男性の象徴でもありますが、あまり良い作用がないので、悪玉男性ホルモンとも呼べれてます。DHTは成人後、しばらくすると増えていくことが分かっています。

 

 

DHTは、ある条件下で毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体と呼ばれる物と接合し脱毛物質を創りだすと言われています。そして、この時に生成された脱毛物質が頭髪のヘアサイクルを乱すことでAGAを招くとされています。さらにDHTは、T型とU型の2つのタイプがあり、それぞれの機能に違いがあることが分かっています。

 

DHTの生成メカニズミニは5αーリダクターゼが大きく関与しています。

 

DHTの元はテストステロンなのですが5αーリダクターゼがテストステロンに作用することでDHTが生成される仕組みになっています。ですのでDHTを抑制するためには、5αーリダクターゼをコントロールしなければなりません。

 

フィナステリドは5αーリダクターゼを阻害する働きがあり、服用することでテストステロンからDHTの転換が制御されるのです。

 

 

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薄毛は黙っていても治りません!

生活習慣の改善を始めとする運動療法や食事療法、睡眠療法などの効果を否定するわけではありませんが、期待するほどの効果はないと言われています。


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