フィナステリドとは?

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フィナステリドとは?

作成日:2013/05/15

更新日:2018/11/08

 

 

フィナステリドとは

フィナステリドと言うのは薬の成分名です。医薬品としては、プロペシアという名前で広く知られています。

 

フィナステリドを経口投与することで男性型脱毛症の原因であるDHTの生成をブロックさせる作用があります。

 

 

一日一回の服用により血液中の濃度を一定にすることで、AGAの原因でもある5α還元酵素を阻害する作用があります。5α還元酵素を阻害することでAGAの直接の原因であるDHTの生成を抑え毛周期を正常へと導き抜け毛薄毛を抑えます。

 

商品であるプロペシアは、メルクの日本法人MSDが製造販売しています。

 

ジェネリック医薬品

更にこれ以外にも大手ファイザーが「フィナステリド錠1.0mgファイザー」という商品名で、2015/4/6よりジェネリック医薬遺品を販売しています。海外に目を向けるとインドで製造されているフィンペシア、プロスカー、フィンカー、エフペシア、フィナロ等がAGA治療薬として全世界で発売されています。

 

これらは全てフィナステリド主成分のAGA治療薬ですが、製造元やフィナステリド含有量が異なり、入手方法も異なります。

 

 

これまで日本では、2005年10月に厚生労働省に承認され同12月に万有薬品(当時、現MSD)より発売されたプロペシアと、2015/4/6に販売を開始した「フィナステリド錠1.0mgファイザー」のみが国内承認薬として市場に出ています。

 

2018年現在では、ファイザーを筆頭に沢井製薬、東和薬品など計8社がフィナステリド錠の製造及び販売を行っています。

 

発毛効果について

フィナステリドの発毛効果は非常に高く、半年で48%、1年で58%、2年で68%、3年で78%とと短期よりも長期で服用する事で高い効果を確認されています。また、フィナステリドは頭頂部だけでなく、前髪の生え際などのにも効果があり今まであった育毛剤よりも高い効果を発揮すると言われています。

 

※フィンペシア、プロスカー、フィンカーは日本では認可されていない薬の為、個人輸入による自己責任のみでの服用になります。

 

フィナステリドの服用方法

プロペシアには、0.2mgと1mgの2タイプがあります。どちらも1日1錠を毎日服用する。服用時間に指定はありませんが、なるべく同じ時間が望ましです。これは、血中に溶け込んだフィナステリド量を一定に保つためです。また、服用は成人男性に限られ、女性や未成年男子は服用できません。その他にも、以下のような患者は服用できないとされています。

 

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人

 

もう一つ注意点があり、献血についてフィナステリドの服用期間中は日本赤十字社が実施する献血行為を行ってはいけないとされています。これは、プロペシアを飲むことで血液中にフィナスレリドが含まれますので、献血された血液を輸血などで使用した場合、もし妊娠している女性であれば胎児に影響を及ぼすからです。献血する場合は、一ヶ月の未服用期間を経てからでないと実施できないと日本赤十字社では公表しています。

 

副作用

薬には多くの副作用があるのも事実です。プロペシアの販売元でもあるMSD株式会社では副作用について以下のように発表しています。

48習慣の二重盲検比試験において、安全性評価対象276例中11例に14の副作用がみとめられた。その中でも大きいのがリビドー減退で1.1%勃起機能不全が0.7%であった。

 

また、重大な副作用に肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い以上が認められた場合はプロペシアの服用を中止するなどの処置が必要である。

以上MSD株式会社の製品添付文章より

 

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