プロペシアの通販は可能か?
記事公開日:2012/05/30
最終更新日:2018/10/13
プロペシアはネット通販で購入可能
プロペシアは、飲む薄毛治療薬として世界60カ国以上で認可されている医薬品です。
プロペシアは医療用医薬品であるため、日本国内においては医師の診断結果がないと処方されることはありません。
つまりネット等の通信販売形式では購入できない薬なのです。
しかし、法の抜け道というか盲点というか裏ワザみたいのがありまして・・・・それが、個人輸入代行業者を利用する仕組みで手に入れる方法です。
そもそもですがプロペシアは海外でも販売されています。と言うか、プロペシアを開発した会社が米国なので当然全世界で流通している薬です。
で、
実はこのプロペシアですが、薬の個人輸入という方法で海外製のプロペシアを購入することができるのです。
しかも日本で販売されている価格よりも少しだけ安価に購入することができます。(2016年現在では、日本でもジェネリック医薬品が多く普及しており状況が大きく変化しました。あえて、海外製品を購入するメリットはそれほど無いといえるかもしれません。)
2018年では遠隔診療もかなり進んできたので、あえて個人輸入するメリットは、ほぼ無いといってもいいでしょう。依然として価格は安いですが健康被害というデメリットも含まれていますので積極的に購入する必要はないでしょう。
当然ですが、個人輸入で手に入れた薬はすべて日本国内においては未認可の薬です。したがってすべて自己責任になります。(このサイトでは薬の個人輸入代行による医薬品の購入は推奨しておりません。しっかりとしたトレーサビリティーが取れていない薬を体内に入れる行為は危険です。自己責任といえども得体の知れない薬の服用は止めましょう。)
個人輸入代行業者を利用して海外のプロペシアやフィナステリド製品を手に入れる場合、購入価格は為替レートに大きく左右されます。円高になれば安く手に入れられますが、円安になれば逆に高くなります。
例えば、米国産や英国産のプロペシアを購入する場合は、日本版のプロペシアを買うのとでは為替によっては価格差がないケースもあり得ます。
格段に金額の差があるのであれば購入の検討もしていいかもしれませんが、2016年現在では、国内でもジェネリック医薬品の登場で価格競争が起こって個人輸入業者を利用するメリットも薄れてきています。
あえてリスクをとっても、削減できる金額が少額であればリスクも取る必要はないかもしれません。
個人輸入代行で安く購入するよりも、国内の正規品をより安く処方しているクリニックを探したほうが懸命かもしれません。
>>ジェネリックプロペシアVSプロペシアどれだけ価格は違うのか?!
個人輸入プロペシアのデメリット
プロペシアを個人輸入できるのはわかった!
安いのもわかった!
ではそんな個人輸入プロペシアのデメリットは何なのか???
これはもう一つに付きます。
保障です!
薬が何かわからない得体の知れない物だっった場合、万が一の時に保証がありません。
ひょっとしたら、体調が悪くなってしむかもしれません。髪の毛を復活させてイキイキとした人生を送るために飲んでいるのに、その生き生きとした健康的な生活が送れないのであれば本末転倒です。個人輸入品にはそのリスクがはらんでいます。
まさにクスリではなくリスクです!
このリスクこそが最大のデメリットです。
個人輸入プロペシアのメリット
逆に個人輸入プロペシアのメリットは、何と言っても価格が安いことです。
例えば国内でプロペシアを購入した場合、相場は約1万円です。もちろん処方を受けるクリニックや病院によって異なりますが最安値で6,500円です。しかしこのようなクリニックは限られるのが現状です。一方、個人輸入で購入した場合は業者と為替相場にもよりますが一番安価に購入できる米国産のプロペシアで約5,500円です。
特に遠方に住んでいる方にとって、高い交通費を削減できるメリットは大きいと思います。
※2015/12/11現在では、大手のAGAクリニックが価格競争を繰り広げてくれたおかげでかなり価格が下落しました。特にジェネリック医薬品の場合では、AGAスキンクリニックの6,000円(初回4,200円)から処方を受けられるなど現在では、個人輸入との大きな乖離なない状況になってきました。
※2016年11月現在、更に価格競争は進みました。ジェネリック医薬品の登場もありMSDプロペシアは、日本最安値で5,950円です。もうここまで価格破壊が進行したら、あえて海外製のプロペシアを購入するメリットはないと言っていいでしょう。
個人輸入プロペシア利用者の声
少々古いクチコミ情報ですが以下のような声があります。
下記は、オオサカ堂に書き込まれたコメントです。
はっきり言って、フィナステリドを飲んだときの改善状況です。これからも、個人輸入はすべてが嘘ではないということが解りますが。それでも、すべてを拭いきれるわけではありません。やはりその影には、リスクの三文字が頭をよぎってしまいます。
繰り返しますが、今では敢えて個人輸入するメリットがありません。むしろ日本製のジェネリック医薬品を購入したほうが安い場合もあります。値段重視であるのであれば、そちらのほうが断然南進して使用することができるでしょう。
※以上参考までに捉えておいてください。
使用上の注意事項
プロペシアの主な成分は、フィナステリドです。
もはや説明するまでもないですが、男性型脱毛症(AGA)の進行を遅延させる薬です。
AGAの大きな原因の一つとして考えられている物質の一つにDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモンがあります。プロペシアは、このDHTを生成する作用を阻害する事で脱毛(抜け毛)の進行を抑制します。作用効果を感じるには個人差がありますが6ヶ月がひとつの目安です。個人輸入で発毛を目指す方は日々の状況を観察する必要があります。
通常この効果の確認に関しては、AGA専門クリニックなどで行います。クリニックではどのように行うのかというと、写真を撮影してビフォーアフターを客観的に判断します。
個人輸入プロペシアのデメリットは、この効果確認にあります。
個人輸入で購入する場合は、そこら辺の効果をどう確認していくのか?
治療経過の確認も一つの課題でもあります。またそもそも購入した薬が偽薬である可能性もあります。しっかりとしたトレーサビリティがとれている訳ではないので不安要素は払拭できません。髪の毛もそうですが、健康的な体あっての人生です。健康を害しては元も子もありません。
すべてが偽薬であるとは言い切れませんが、安心感を買うという意味でも国内の医療機関で処方を受けてAGA治療を行ったほうがいいでしょう。価格もかつてほどの開きがなくなってきていますので国内承認薬と個人輸入役の価格差を確認してみてもよいでしょう。
どうしても、個人輸入でAGA治療する!って人は、自分の髪の毛の量を確認できるように自分の髪の毛を自撮りできるようにしておきましょう。あらゆる角度から撮影して犯科を確認できるようにして定期的にチェックするといいかもしれません。
※本サイトでは個人輸入代行による医薬品の購入には健康被害のおそれがあるため推奨しておりません。
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